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*  ジェネラルさん クリスマス島に行ってきた    2011 11/26

クリスマス島は4、50年ぐらい前の日本と同じで、ガキ大将に率いられた子供が走り回り(もちろん裸足)鶏の鳴き声で起きて太陽が沈んだら寝る。 一般の家には電気も電話もないようです。
いつもは到着するとすぐ時計を合わせたりしていましたが(そもそも空港に時計などなかったような)ここでは馬鹿らしく合わせる気がなくなりサンダルも履かず裸足で通しました。

太陽が海から上がり海に沈む。 時間は自然に流れるもの追われるものではありません。
一度でも来ると、社会復帰は不可能かも?

空港は田舎の無人駅程度、バラック立て。 しかも管制塔がないような? 入国審査は気のいいおばちゃん(もちろん裸足)がします。 職業を聞かれたのでリタイアドと答えるとそれはよかったと喜んでくれ 後はグッドフィッシング!!

1日はだいたいこんな感じ 6時、鶏の声で起床、6時15分から3、40分ぐらいかけて朝食。 その後、好きなだけ自分でランチ用のサンドイッチを作ります。 調子に乗ってハムにチーズ、ツナと山盛りもちろん果物も・・・。
7時出港。8時頃から釣り開始。13時まで5時間フラットを歩き回り釣りまくり。 見渡す限りフラットが続き(だいたい深さは脛から太もも程度) 360度見渡しても私たち以外誰も釣り人がいません。 この間ずっと立ちっぱなし、歩きっぱなし、座ることができないので普段座っている人はつらいね。

2時までボートでランチ及び移動、その後は5時頃までまた釣り、6時頃ロッジにもどりおやつ(刺身山盛り)を食べながらほかのお客様とお話・・・・。 1週間ずっと一緒だからみんな友達です。
7時から夕食(もちろん大盛り)おいしかった。9時過ぎは寝ていました。

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クリスマス島の釣りのスタイルは遠浅のフラットをガイドと一緒に魚を探すのが一般的です。ガイドの魚を見つける能力はすごくて私の100倍はあるかな・・・
ガイドの指さす方向を見ても最初は全然魚が見えません。時間が経つとなれてきて多少見えてきます。


魚を見つけたら素早くキャスト! ! ボーンフイッシュはフライに対する反応が抜群でフライを見つけるとほぼ100%アタックします。本当にフライフイッシングのために生まれてきたような魚です。
フッキングすればどんなに小さなボーンでも(30cm以下はいない)リールを逆転させバッキングを引き出し突っ走ります。寄せては走りを数度繰り返しやっとランディング !
その間8番ロッドは限界まで曲がり、リールは悲鳴を上げるという至福の時が流れます ! !
5日目などはフラットではなく太平洋岸のショアで釣りましたが まさに管理釣り場状態1キャスト1フイッシュが1時間以上続きました ! ! !

帽子の飾りは泊まったロッジでプレゼントされたもの。昔のハワイで空港に着くとレイをかけてもらったのと一緒で、泊まったロッジで着いた日と帰る日にもらいました。

当然タックルはバットのしっかりした8番クラス。
リールはラージアーバーデイスクドラッグのソルト仕様。
ドラッグをどんなに閉めてもバッキングは100m程度出るのを覚悟。ティペットは国産最強の3号クラスを使用しました。(それでも3号をぶっちぎった魚がいました)

今回の失敗・・チャーリーを巻いたフックがライトワイヤーでフックが伸びてしまい大物を何匹か逃しました。
あわせを軽くしてドラッグをゆるめて対応しましたがそれでも4匹も釣るとフックが開き気味になります。ティペットよりフックの方が弱いとは初めての経験です。

GTをねらう場合は1ランク上げてロッドは10,11番クラス・ティペットは5号クラス。
ガイドにGT用のロッドを持っていてもらってGTを見つけたらホーン用から素早くチェンジ。フライでは1mクラスは難しいですが50cmクラスは釣れます。
ルアーではボートからの釣りになりますがサイズが倍になります。 キハダマグロ1.5m・バラクーダ1.3m・GT1m程度、その他5,60cm程度のものがいくつも今回釣れました。

ルアーにとってもクリスマス島は天国ですね。
今回ルアー専門の人にロッドを借りてチャレンジしましたが、30cmくらいのルアーを100m程度投げるので数回キャストしただけで非常に疲れます。体力をつけないと無理ですね。 それでも異常にでかい水しぶきを上げてGTがアタックしてきましてみんな歓声をあけたのですが、残念ながら乗りませんでした。

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